旋盤の概要
旋盤使用前の準備
バイトについて
基本切削 荒・仕上削り
基本切削 中ぐり・突切り
基本切削 外周削り
基本切削 面削り
センタードリル
ドリル加工
リーマー加工
タップ加工
ダイス加工
テーパー切削
振止めを使用した切削
面盤加工
突っ切り
加工サンプル
三爪チャック
四爪チャック
[ 旋盤各部名称 ] |
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旋盤は、被削材(ワーク)を回転させ、切削刃物を移動させることで被削材を任意の形に削り出す切削加工機です。 切削刃物は、「被削材よりも硬度が高い材料」を用いており、被削材と切削刃物の材料硬度差を利用して切削します。樹脂のナイフでもリンゴが切れるのと同じ理屈です。ワークが固い場合は切削刃物はそれ以上に十分硬い材質を選択すればいいわけです。 ワークは、主に旋盤主軸回転軸上のチャック(8)に取り付けて回転運動をさせます。 刃物は各移動台の上に載っている刃物台(13)に取り付けて固定します。 心押し台(18)は、切削時の精度を保つため、チャックと反対側のワーク端面の振れを抑制するために使用します。 それ以外にも心押し台に各種切削工具(ドリルチャックなど)を取り付けてワークの右端面のドリル加工などを行なう場合にも使用します。 旋盤作業でよい仕事をするためにはよく切れる刃物を使うことが重要です。 これは旋削時の切削反力を緩和することにつながりますので、結果的に機械剛性を高めることと同様の効果があります。機械剛性を高めることは被削材の加工精度を保つ上で大変重要ですから、ワークの仕上がりに直結します。 特に小型旋盤で不足しがちな機械剛性が補完するためにもなるべく切れ味の良い刃物を使いましょう。 小型旋盤であっても機械の特性を理解して上手に使うことで大型機にも引けを取らない仕上がりが期待できます。 よく砥いだ切れる刃物を使うことは初心者の方にも有用です。切れる刃物を使うことは切削を容易にするだけでなく、加工の失敗も少なくします。 旋盤作業とは「材料の不要な部分を削り取って目的の形状にする作業」です。 プロの方のように効率よく大量に同じ部品を作るのは大変高度な技術が必要ですが、個人の方や試作や研究用途では、時間をかけて少しずつワークの不要な部分を切削すれば目的の形状になるわけですから、あまり難しく考える必要はありません。 |
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